ドイツおもちゃ紀行第5弾は、ドイツの玩具コレクターズクラブ「Modell-Auto-Club」をご紹介。大人のテーブルホビーとして、いまや世界中に広まっているミニチュアカーのコレクション。“おもちゃの国”ドイツのコレクターの方々は、どのような楽しみ方をしているのか? クラブミーティング会場にお伺いし、自慢のコレクションとともに、おもちゃへの愛情と思い入れを聞く。
ドイツ・ニュルンベルクの郊外にある、とあるレストラン。今回、取材を快く引き受けてくれた「Modell-Auto-Club」がいつも利用しているミーティング会場に我々取材班を招待してくれました。当日参加いただいたのは、9名のクラブ会員の方々。皆さん、到着するなり、ビールを片手に自慢のコレクションを見せ合っては、おもちゃ談義に華を咲かせていました。
1990年に設立した「Modell-Auto-Club」は会員数75名の玩具コレクターズクラブ。その名の通り、ミニチュアカーを専門とした愛好家の集まりで、バイエルンやフランケン地方を中心に定期的なクラブミーティングやイベント開催、パンフレットの発行など、玩具メーカーも注目する幅広い活動を行っています。オリジナルのクラブモデルも製作するなど、かなり本格的なコレクターズクラブです。
そんな「Modell-Auto-Club」の会員の方々が魅了されてやまないアイテムは、ウィキー社やヘルパ社など、やはりドイツメーカーのものばかり。貴重な限定品を所有する方から自分で改造してしまう方まで、愛好熱はかなりのものでした。自分の好きなモノを心ゆくまで語り合える仲間に出会えること。これもコレクターの楽しみの一つと言えるでしょう。
「Modell-Auto-Club」の皆さま、ありがとうございました。
