不二家の創業100周年記念の非売品ペコちゃん人形です。頭をぷるぷると揺らすバブルヘッドでおよそ31cmとかなり大型。ほっぺや黒髪が楽しそうに揺れるのを眺めていると、なんだかこちらも楽しい気分になってくるのが不思議です。
ペコちゃんが誕生したのは1950年。愛称は“子牛の相性ベこを西洋風にアレンジした”と不二家ホームページに書かれています。不二家100周年の2010年には、ペコちゃん自身は60周年を迎えていますが、設定年齢は“永遠の6才”だそうです。ぺろりと飛び出す舌は、お菓子好きの女の子らしいチャームポイント。店頭用人形ではすべて右の頬側に出ていて、本品は店頭用と同じ向きに飛び出しています。
初期のペコちゃんは紙のお張子人形で、1950年代後半にプラスチックに変わっていきました。不二家には「人形課」という専属スタッフがいて、ファッションやデザインを手掛けていたそうです。トレードマークのオーバーオールのスタイルも、時代にあわせてダボっとした感じからスリムタイプへと少しづつ変わってきています。永遠の6才ですが、時代にうまくあわせながら成長しているキャラクター、それが半世紀以上愛され続けるペコちゃんの人気の秘密なのかもしれません。

・サイズ:高さ約31cm
・製造:不二家/MADE IN CHINA
・材質:プラスチック
・コンディション:新古品
・備考:外箱、株主向けのご案内文書はございません。

※写真では見えない色や汚れ、キズ、サビ、剥がれ等がある場合がございます。返品・交換・返金は一切お受けできませんので、予めご了承下さい。